家の中の熱中症が危険
熱中症は家の中でおきている
熱中症は毎年5万人以上が救急搬送されており、誰でもかかる危険があります。中でも一番気をつけなければならないのは、室内です。ニュースでもエアコンをつけてください。など注意を呼び掛けていますが、それでも、熱中症になる人の数は減りません。効果的にエアコンを使い、暑い季節を安全・快適に過ごしましょう。
熱中症発生場所1位は家の中
救急要請時の発生場所では、住宅等居住場所が2,267人で全体の40.2%を占め最も多く、次いで道路・交通施設が1,716人で30.5%を占めていました。※東京消防庁データ引用
熱中症の症状
熱中症は軽症から重症まで症状が異なります。重症になる前に異変に気づき対象しましょう。
- Ⅰ度: 軽症 (その場で対象ができる)
・めまいや顔のほてり
・筋肉痛、筋肉の硬直
・大量の発汗 - Ⅱ度: 中等症(病院への搬送が必要)
・頭痛
・気分の不快、吐き気、嘔吐
・倦怠感、虚脱感 - Ⅲ度: 重症(入院が必要)
・意識障害
・けいれん
・手足の運動障害
熱中症(軽症)を疑う症状の場合応急手当
- 涼しい場所へ移動しましょう
- 衣服を脱がし、体を冷やして体温を下げましょう
- 塩分や水分を補給しましょう(おう吐の症状が出ていたり意識がない場合は、むりやり水分を飲ませることはやめましょう)
気分がよくならなかった場合は迷わず医療機関へ行きましょう
あくまで応急手当です!呼びかけに反応しなかったり、自力で水分補給ができない場合は迷わず救急車を呼びましょう
あくまで応急手当です!呼びかけに反応しなかったり、自力で水分補給ができない場合は迷わず救急車を呼びましょう
熱中症の予防
熱中症は正しい予防ができます。
熱中症発生の多くは家の中で起きています。屋外ももちろん気をつけなければなりませんが、まずは家の中を見直してみましょう。
なぜ、エアコンをつけて消したとたんに家の中が暑くなるのでしょうか。それは窓やドアのせいかもしれません。家の中の熱気は7割窓やドアから入ってきます。断熱性のある窓にするだけでお部屋の温度はぐっと下がります。
熱中症対策に窓を考える
窓を断熱化することで、紫外線もカット!快適な室温で暮らせるようになり、冷暖房が効きやすいため光熱費も節約できます。
熱を窓の外から遮断
エアコンも効果的に使いたいが、換気も十分にしたい場合、窓をあけなければなりません。そんな時にオススメしたいのは、スタイルシェードです。日陰をつくるだけでも温度はぐっとかわります。簡単に出したり、しまえたり。また、デザインも豊富でお家もぐっとおしゃれになります。