冬に怖い死亡事故
ヒートショックで死亡事故多発
入浴中に亡くなるのは全国で年間約1万4000人と推測されています。
原因の多くはヒートショックである可能性があります。
これは、交通事故で亡くなる方の約4倍になります。
ヒートショックとは
冬場の入浴では、暖かい居間から寒い風呂場へ移動するため、
熱を奪われまいとして血管が縮み、血圧が上がります。
お湯につかると血管が広がって急に血圧が下がり、血圧が何回も変動することになります。
このことにより、心筋梗塞・脳梗塞・脳卒中などを引き起こし、死亡事故へとつながっているのです。
ヒートショックにならないためにも
ヒートショックは暖かい部屋から冷たい部屋の移動でも起こりえます。例えば、暖かい部屋から冷たいトイレへ、そしてまた暖かい部屋の繰り返しを行うと可能性がでてきます。そうならないためにも、部屋の温度差をなくすことが大切です。家全体暖かい部屋は難しいですが、そもそもお家の寒さは窓や玄関から入ってきます。
窓や玄関を断熱にすること
昼間暖かい太陽の熱が窓や玄関から入ってきます。その熱をできるだけ夜まで、逃げない窓や玄関にするとお部屋の温度はだいぶ違います。つまり断熱が大切です。